デザインの使い方

2020/05/2014:28544人が見ました

「あなたは何のために家をつくるのか?」今回は少し哲学的問いからスタートしましょう。

もしあなたの答えが「誰かを幸せにするため」ということであれば是非これからする話を聞いてください。

もしそうでないならこの先の話は役にたちませんので悪しからず。

実は、誰かを幸せにするために我々人類の祖先が編み出した最強の技があるんです。

そんな技があるのだったら使わない手はないですよね。

あるのにあまり使われていない、もしくは使っていてもそれをあまり意識していない、それでいて家づくりに使える最強の技、それが「デザイン」なんです。

デザインと聞いて、おしゃれとかカッコいいとかをイメージしている人は一度その先入観を捨ててください。

どうしてもその先入観を捨てられない人のために良いアドバイスがあります。

それは「デザイン」の日本語訳が「こころづかい」だと頭の中の辞書を書き替えるのです。

超訳ではありますが、この訳は私の感覚にぴったりです。

ということで、この「こころづかい」を駆使して家をつくる人がデザイナーなんです。

こころづかいはその気になれば誰でもできますよね。

ですから、デザインはいわゆる設計者だけの技ではありません。

大工でも現場監督でも営業マンでも誰でもこの技は使えるのです。

誰かを幸せにするための最強の技がデザイン(=こころづかい)でありその技を使って家づくりするのがデザイナーということです。

どうしてデザインを使うと人を幸せにすることができるのか?

それはこころづかいに言葉を置き換えれば理解しやすいでしょう。

私たちの生きる社会はいろんな人の「こころづかい」によってより気持ち良く暮らすことができています。

これに異論を唱える人はいないと思います。

家づくりにおいて、つくり手がこころづかいをすることも同じことです。

さあ皆さんもデザイン(=こころづかい)して、そこに住む人がより気持ちよく暮らせるようにしましょう。

さて、どうやったら良いデザイン(=こころづかい)ができるのでしょうか?

これは私の経験からの答えですが、よく相手を観察して、話を聞いて、想像することではないでしょうか。

そうして、良いデザイン(=こころづかい)がなされた住宅はクライアントを満足させ、喜ばせ、感動させ、幸せにすることができるのです。

 

ルスカデザイン 和氣正頼

https://www.ruska-design.com/

一覧へ戻る