Meisterマイスター

飯田 亮
COMODO建築工房
代表取締役

飯田 亮

いいだ りょう

設計事務所であり工務店であるCOMODO建築工房の代表をしています。

「この家のおかげで今の自分がある」

――建ててから30年が経過し、住まい手さんにそう言ってもらえる家を目指しています。

 

家は暮らしを受けとめる器、住まう人を育てていく場となります。そこに余計な装飾は必要ありません。シンプルで美しく、気持ちがほっこりする居場所がいくつもある空間こそ、素の自分に戻れる場所、それが住まいという存在だと思うのです。

リビングは何帖欲しいですか? キッチンはどれにいたしましょうか? そのようなことを住まい手さんに聞くのはナンセンスなこと。他愛もない雑談から素の部分を引き出し、僕というフィルターを通してカタチに落とし込むことが設計だと思っています。

住まい手さんと建築家、職人さんは三位一体、ひとつのチームだというのが僕の信条です。

お互いの顔や人柄を知り、最高の家を作り上げようという想いを三者が共有してこそ、本当にいい家になります。そこにヒエラルキーなど必要ありません。家は建てて終わりではなく、むしろそこからが始まり。手をかけて家を育てていただきたいから、劣化していく新建材ではなく経年美化していく素材を使います。

つくり手の顔が見えるストーリーのある家は、愛着もより深くなるというものです。