みなさん、こんにちは。
LoIRO.の鈴木あゆみです。( https://www.loiro.jp )
建築『色』知識。
本日は「色と形とインテリア」について
シェアいたします!
住空間には様々な色が溢れています。
その中で、私たちは好きな色を選び取ったり妥協したりしてインテリアコーディネートを
作っているわけですが、
「色」と同じくインテリアを作る上で重要な要素が「形」です。
インテリアにおいて
色のトーン(「明るさ」と「鮮やかさ」の調子を同類のもので括ったものをトーンと言います)
を合わせると(法則にのっとると)統一感のある素敵なコーディネートになりやすいのですが、
形についてもその傾向があります。
色のトーンについては練習や慣れも必要かもしれませんが、
形についてはそこまで難しくはありません。
直線・曲線・複雑な形・シンプルな形等
パッと目に見て分かりやすく区別もしやすいです。
↑こちらはピンクやグリーンが優しい中間色です。
こういったトーンのイメージとしては「柔らかさ、可愛さ」が挙げられます。
ソファ・テーブル・照明器具等、曲線的・丸みのあるデザインですが、
この色のトーンの場合には、同じ柔らかさや可愛さを感じさせる
丸みのある形を選ぶとより可愛らしさを際立たせることができ統一感がでます。
↑こちらはチェアはアクセントとしてナチュラルな色になっていますが、
空間としては(床・壁)、ダークな色み、褪せた色み、色むら、があります。
こういったダークなトーン(色むら)のイメージは「無骨な・渋い・褪せた」等
少しクールさもあるイメージです。
その場合には、曲線よりも直線ラインの方がより無機質な感じやクールさ、無骨さを
際立たせることができます。
↑こちらはアンティークな木調のブラウンやダークベージュの色むら、生成りの空間。
「優しさ・落ち着き・古さ(伝統)」といったイメージです。
形についても少しクラシックさを感じさせるような、”手仕事”風の形、
クラシックな形(照明器具やベッドヘッドの部分)を取り入れると
より一層カントリーな雰囲気を出すことができます。
ここで例えば照明器具(ペンダントライト)をシンプルモダンなものにすると
急に全体のテイストはチグハグになってしまいます。
色と共に形も空間の印象を左右する大変重要な要素になり、
しかも色と形のイメージはリンクしている、ということを
感じていただけたら嬉しいです。
ということで本日は、
「色と形とインテリア」についてシェアいたしました!
以上、LoIRO.鈴木あゆみでした。( https://www.loiro.jp )