みなさん、こんにちは。
LoIRO.の鈴木あゆみです。( https://www.loiro.jp/profile-1/)
建築『色』知識。
本日は「住宅の外壁色選び重要ポイント!」について
失敗しない満足のいく外壁色選びのポイントを3つ、お伝えします!
<ポイント1>
大きなサンプルをとる、外で見る
外壁の色は写真画像だけで選んではいけません。
なぜなら、現実の色と印刷物では色が違うからです。
まず、できれば大きめなサンプルをとること。
そして、そのサンプルを室内ではなく、外(なるべく現場)で必ず見てみること。
外壁のみでなく、
屋根、サッシ、玄関ドア、ポーチタイル等の外側のサンプルと併せて
チェックしてみると、より一層イメージがわきやすいでしょう。
<ポイント2>
面積効果を意識する
面積効果とは、面積が大きくなるほど
明るい色はより明るく見え
暗い色はより暗く見える 効果です。
例えば、黄色系の明るい色はより黄色く鮮やかに見え、
グレー色は思ったよりも暗く見える、という具合です。
例えば上の外壁の色は面積効果を大きく感じると思います。
<ポイント3>
周囲の住宅の色を把握する
住宅の外壁といえば、ホワイト〜ベージュ系が主流ではありますが、
グレー・ネイビー・ブラック系も大変人気となり、だいぶ増えました。
「私はグレーが好きだからグレーの外壁!」と決めたとして
実は、お向かいの家やお隣の家が全く同じようなグレーだったらどうでしょうか。
また、自分の選んだ色が街並みの雰囲気から浮きすぎてしまったらどうでしょうか。
皆さんが望むのは、調和がとれつつもキラリと光る個性のある外壁、なのではないでしょうか。
インテリアの壁はもし気に入らなかったら
壁紙を変える、シール壁紙を購入して貼る、ペイントする、等
自分自身でどうにかできます。
ですが、外壁についてはどうでしょうか。
家が建ってみて、思っていたのと違った、気に入らない、といっても
簡単に自分で貼り替えたり塗ったりできません。
外壁の色選びはまず、上記の3つの重要ポイントを抑えていただければと思います。
ということで、
本日は「住宅の外壁色選び重要ポイント!」について
以上、
LoIRO.鈴木あゆみでした。