ホームページとSNSを正しく活用することで成果が表れるのは、集客だけではありません。
営業方法、信頼獲得など、6つの工務店事例でその実態を紐解きます。
ピンタレストは最高の営業ツールです。
岡山県Z社様の事例です。
1年半前からピンタレストを始めたのですが、今ピンタレストには900枚以上の写真を入れています。
見込み客がピンタレストの写真を見せて「こんな風にしたい」と仰ることが多いのですが、その時にうちの写真を見せてこられることがとても多いんです。でもお客さんはそれがうちの写真だってわからずに出されてる。それで「あ、これ、うちの写真ですよ」っていうと驚いて、そしてお客様がこちらを見る目が一気に変わります。
そりゃあ「こんな風にしたい」と気に入っていた写真がうちの事例なんですからね。ずっとファンだった人に突然実際に会えた、という感じでしょうか(笑)
ピンタレストは、気に入った写真に似た写真が次々に表示される仕組みですから、うちの写真を気に入った人には、さらに多くうちの写真が表示されます。だから900枚も入れていると、うちの写真がどんどんお客様に表示されて、それでこのような結果になっているんだと思います。
ピンタレストは、完全に営業ツールになっています。
見学会ではスマホでホームページの写真集を見せすることを徹底しています。
熊本県Z社様の事例です。
立ち話の中で「こういうキッチンが好き」といった会話になると、すぐにスマホで当てはまる事例を見つけてお見せします。するとお客様も自分のスマホで検索してその場でサイトをご覧になります。
沢山の事例写真を見ることで、うちの良さ・特徴・強みを、その場で知ってもらえる。今の時代は文章や言葉で語ることの何倍も写真で伝えることができますから、あえて営業現場でホームページの写真を見てもらう動線を営業フローに入れています。
この戦略を成功させるために必要なことがあって、それは、ホームページが分かりやすいこと。
こちらがスマホでホームページを表示させると、お客様も自然に検索してホームページを表示してくれるんですが、そこから事例を見つけるのが難しかったり、表示が遅かったりすると「もういいや」って面倒くさくなるじゃないですか。そうなってしまったらもう終わり。二度とホームページに訪ずれてくれることはなくなります。
だからホームページの「操作性」や「作り」は何よりも大事だと思います。正直、ホームページはデザインとかではないですね。
「実績あります」「できます」よりも、100倍伝わる写真。
プラン打合せでは、今まで7枚のカタログ写真と資金計画書で打合せをしていましたが、今は、スマホでホームページの写真を見せながら、お打ち合わせをしています。
「こんな風にしたい」と言われた時に「実績あります」「できます」なんて言葉を言うよりも、施工写真を見せることで一瞬で信頼につながる。これが大きいです。
このために必要なことがあって、それはホームページに事例写真が簡単に登録できること。ホームページの情報追加が複雑だとつい後回しになって営業現場で活用できない。これでは意味がありません。
自分のスマホに入っている写真を見せるのではなく、ホームページにある写真を見せることに意味があると思っているんです。そうでなければ、打ち合わせ後もうちのホームページを見て接点を持ち続けてもらうきっかけが作れないですからね。
ホームページにたっぷりの事例を入れていること、これで営業は変わりました。
見込み客とのやりとりをLINE公式アカウントに。営業管理効率が格段にアップ。
大分県W社様の事例です。
今まで見込み客とのやりとりはずっとメールでした。それを今年2019年からLINE公式アカウントのチャットに変更しました。
最初はLINEで見込み客と会話するなんて抵抗があったのですが、お客様にとってもメールって過去の連絡手段で、家族やお友達とのやりとりはLINEが普通。工務店との連絡はメールを強制されるなんて不親切ですよね。
やってみたらこんなに良いものはありませんでした。
個人のLINEではなく工務店の公式アカウントですから、代表メールでやりとりをするようなものです。何もストレスはありません。
メールでは過去のやり取りを探し出すのが不便でしたが、LINEは1つの画面を指でさかのぼれば内容が出てきますし写真も簡単に送れます。誰がいつ何を言ったかが一目瞭然。営業管理効率が格段にアップしました。
サイトにあるチャットのおかげで、濃いお客様を逃すことなく対応できるようになりました
大阪府V社様の事例です。
ホームページにチャットを設置しています。チャットボットで項目を押すと内容が返るようにしているものと、自由に質問や要望を書いていただける機能と2つを使っています。
チャットにくる質問や要望は、今までは電話やフォームで来ていたような内容です。
会社に居てすぐに対応できる場合はそれで良かったのですが、外出している時に問い合わせがあった場合、電話は帰社後折り返し、フォームは帰社してから確認&返事、とかなり遅れての対応になっていました。
でもサイトのチャットは、スマホで簡単に確認&やりとりができます。おかげで外出先でもリフォーム希望の濃い質問をタイミングを逃すことなく対応できるようになりました。
昔ながらの手段に固執していては、このチャンスはつかめなかったと思いますね。
ホームページの更新はスマホでするのが当たり前。スマホが使えないは、アウト。
大阪府V社様の事例です。
出勤、退社の電車移動でホームページの情報更新をするのが習慣です。インスタやfacebookを電車で見るのと同じような感覚です。
ホームページってパソコンで編集するのが当たり前という時代があったと思うんですが、それはもう古い。インスタもfacebookもLINEもスマホでタイムリーに使えるのに、ホームページだけは会社に行かないと、なんてナンセンスだと思うんです。
うちではスマホで編集していますから、例えば完成見学会申し込みが入れば外出先でもページに記載している受付可能時間を素早く変更。タイムリーに予定を変更できるのでお客様の希望がバッティングすることがなく、申し込み希望時間がかぶることもなくなりました。
こういった対応は、お客様からの信頼にも関わることので、とっても大きな成果だと思いますね。
いかがでしょうか。
工務店で実際に起きている営業戦略変革。
集客だけにとどまらない、営業戦略にSNS・WEBを据えるする時代が、スタートしています。
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