果てしなき収納力との闘い(その2) ■続・家づくりの玉手箱

2023/09/3018:12106人が見ました

 

果てしなき収納力との闘い(そのからつづく

 

 

「倉庫キット」の組立て開始

 

カーポートの補強を終えて、いよいよ「倉庫キット」の組立てに取り掛かります。2台分のカーポートですが、現在自宅には車は1台しかないので「倉庫キット」のような大きな荷物を置いておくのには好都合でした。もし、車が2台あったら1台は屋根の下には入れなかったはずです。また、屋根が広いと雨をしのげる作業場がしっかり確保でき、数日にわたって広げっぱなしにしておけるのも大変助かります。

 

通常、この倉庫の床はコンクリートもしくは砂利などが多いようですが、倉庫組立てキットのオプション品として「木製床セット」が用意されていました。値段を見ると、決して安くはないので「木製ならば自分で材料を買ってきて作ったほうがいいかな」とも思いました。しかし、倉庫本体の金属部分はバラバラのパーツでやってきて、それなりに組立てには時間がかかりそうです。予めカットしてあって組み立てるだけの「木製床キット」は手っ取り早そうだし、序盤からもたつきたくないし、スピード重視ということで、合わせて注文してしまいました。

 

予定していた場所に組み立てた「木製床キット」を置いてみました。既存のアンテナポールを引っ張って補強しているステンレスワイヤーが倉庫の上部と干渉してしまうことが判明しました。敷地境界までは少し余裕がありましたので、新設の倉庫土台を敷地境界いっぱいまで延ばして、その端に付け替えることにしました。幸い新築時にシンケンの現場監督さんが長めにワイヤーをカットして金物で短くしてくれていましたので、ワイヤーを取り替える必要はありませんでした。

 

↑木製床セット(倉庫組立てキットのオプション品)を仮組みして塗装をしたところ

 

↑床板なしでカーポート上へ持ち上げるところ

 

↑予め固定しておいた3本の土台の上に木製床を設置(アンテナポール補強用のワイヤーが倉庫と干渉するので移動することに)

 

↑ステンレスワイヤーは金具で長さを変えられるようになっていました(流石です)

 

↑敷地境界ギリギリまで土台を延ばしてワイヤーを遠ざけることに

 

 

 

20年選手」のブルーシート

 

懸案であったワイヤー移動を終え、倉庫の設置場所も確定しました。そのすぐ後に雨の予報が出ていましたので手持ちのブルーシートで養生、天気待ちとなりました。その間、カーポート下で倉庫本体の金属パーツをそれぞれの面ごとに組み立てておくことにしました。

 

倉庫の壁・屋根を構成する材料は防錆処理をした薄い鉄板です。それを波型にプレスして強度を高めているのですが、ペラペラであることには変わりありません。接合ははめ込み&短いビス止め仕様で、お世辞にも頑丈とは言えないものです。ひとつひとつは大した強度はありませんが、全体でなんとか持たせる、いかにも「海外製品」といったものです。

 

組立ては専用アプリの動画を一時停止したりして、工程順に見ながら作業しました。クックパッドのレシピで料理をするような感じです。しかし、動画でやっている程はサクサクとはできないことは間違いありません。(これもクックパッド同様ですね)壁と天井面の組立て完了後、床下用の断熱材を専用のカッターで切って準備しました。(専用のカッターは、普通のカッターナイフよりも格段に切りやすく、ビックリしました)

 

やがて雨は止んでカーポート上に上がってみると、シートの窪みに水が溜まっているところと溜まっていないところがありました。よく見てみると、溜まっていないところはシートが穴だらけで全部下に漏れてしまっていました。新築時に大工さんに1枚残していってもらったブルーシートです。作業する際に敷物として20年間愛用してきたので、すっかり穴だらけでした。

 

さらにシートそのものの「風化」も激しく、強い雨に打たれて青い粉末がカーポートの屋根に拡がっていました。さすがに、そろそろ新調したほうが良さそうなので「20年選手」にはサヨナラすることにしました。

 

↑雨の予報だったのでブルーシートで養生(でも使いすぎて穴だらけでした)

 

↑自宅新築の頃から使用している20年ものヴィンテージブルーシート(カーポートにぴったりサイズです)

 

↑壁・屋根面ごとにカーポート下で組立てておきます

 

↑基本こんなビスで止めるだけです

 

↑床下用の断熱材をカットするところ

 

↑専用のカッターはお勧めできる一品です

 

 

 

果てしなき闘いの「予感」

 

倉庫の床下には土台(120mm角)の高さだけカーポートの屋根面との間に空間があります。床板も突きつけ仕様でいかにも気密も悪そうでしたし、木製床キットの下地材の高さ分80mm断熱材を入れることにしたのです。

 

床板は右に左にクネクネと曲がっていて、真っ直ぐな板はほぼゼロでした。板厚は薄いのでビスで固定しながら矯正していきましたが、下地の厚み分に入れた断熱材が透けて見える箇所があちらこちらに出来てしまいました。「やっぱり自分で作ったほうが良かったかも…」といまさらながらに思うのでした。日本人の感覚からは程遠いザックリ加減です。

 

木製床キットの組立てが終了し、ついに準備してあった倉庫本体の壁・屋根の組立てができるようになりました。ここからは妻と娘のヘルプをお願いしての作業が始まりました。短いビスで固定された壁は、持ち上げて立ててみるとふにゃふにゃでした。何人かで数ヵ所をしっかり持っておかないと斜めになってねじれてしまうのです。そして恐ろしいことに、ねじれると短いビスはすぐに抜けてしまうのです。

 

何とか壁を床に固定して、屋根を載せる段階で崩落事故が発生。組み立てたパーツがバラバラになったりしましたが、再度のトライで組立て完了できました。カーポート上で3人大騒ぎして近所の人が見上げている様は写真に収めておきたかったのですが、とても手が離せる状態ではありませんでした。

 

↑倉庫の床下にピッタリにカットした断熱材をはめ込みました(フレームの間隔がバラバラで断熱材の大きさは全部違う寸法になりました)

 

↑床板を固定するところ(右に左に板が曲がっていて、実はすき間だらけです)

 

↑夫婦+娘の3人がかりで何とか箱型に組立てられました

 

↑内部の床が板張りだとかなり部屋っぽくなります

 

 

 

倉庫本体の組立てが完了すると、またすぐに雨になりました。鹿児島での雨は普通に大粒で土砂降りになることが多いので、ちょうど「雨漏り試験」になると思いきや。ドアを開けたら、いきなり雨漏りしてました。

 

購入当初から心配はしていましたが、やはりでした。屋根に関しても鉄板を重ねてビス止めするだけですし、見たところほとんど勾配もついてなさそうです。念のためと思い、鉄板パーツの重ねしろの部分にブチルテープを挟んでおきましたが、工夫も虚しくぽたりぽたりと雫が落ちてくるのでした(涙)

 

↑組立て完了後初めての雨が降ってきました(早速恐れていたことが。。。)

 

 

↑雨漏り対策をどうするのか???(その3)に続きます

 

 

 

 

覚悟の上で選択した「オーストラリア製」倉庫。早速雨漏りの洗礼を受けることに。闘いは続きます。

 

 

 

果てしなき収納力との闘い(その3) につづく 

 

 

 


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