リフォームサイト、スマートフォンアクセスの実態

2019/08/0514:31456人が見ました

「うちのお客さんはまだスマホじゃないから・・・」

リフォームをメイン事業とされている方とお話をすると、こんなお言葉を耳にすることが多くあります。

掘り下げて質問をすると特に根拠はなく、感覚で仰っておられる場合が殆どです。

果たしてそれは、本当なのでしょうか・・・。

 

リフォームサイトのスマートフォンからのアクセスの割合

Googleアナリティクスの「オーディエンス ー モバイル ー 概要」を開くと、ホームページを何で閲覧しているか、スマホorパソコンorタブレットの状況がわかります。

上図は、リフォーム会社T社様の2019/05/14/-06/12Googleアナリティクスの状況です。

スマートフォンからのアクセスを表すのは「mobile」で、T社の場合80.12%がスマートフォンからのアクセスということになります。

 

年齢層別スマホ利用率

スマホが80%となると「うちのお客さんはスマホじゃない」は現実と一致しない危険な発想です。

とはいえこの数字だけでは「若い人が多いんじゃない?」という疑問も生まれます。

T社のアクセスを年齢層別に見てみます。Googleアナリティクスの「オーディエンス ー ユーザー属性 ー 年齢」で確認することができます。

 

上図のとおり、リフォームサイトT社の閲覧ユーザー数3,374人中、41%は45歳以上という結果になりました。

35歳以上を含めると約70%が35歳以上のユーザーです。

 

55歳以上に絞ったスマホ率

リフォームサイトT社の1か月のアクセス数3,374人の内、55歳以上が何でホームページを閲覧しているかを調べてみました。

Googleアナリティクスの年齢調査からセカンダリディメンションでデバイスカテゴリを選択します。

上図のとおり、55歳以上の58%がスマートフォンからのアクセス、という結果になりました。

パソコンは34%です。

 

家族のやりとりをLINEでする時代。
リフォームこそスマホでの気軽なコミュニケーション

家族とのやりとりを当たり前にLINEでする時代。スマホは年齢層に関係なく日用品となっています。

そんな中リフォームサイトで増加しているのが、LINEチャットを使った問い合わせ。

・リフォーム箇所の写真をチャット画面で送信
・手書きの間取り例をチャット画面で添付し送信
・届いたリフォームキャンペーン案内メッセージにLINEでそのまま質問

など、LINEチャットを介した問い合わせコミュニケーションが増加しているのです。

 

リフォーム会社こそ、スマートフォンでの気軽なコミュニケーションが求められる時代に突入しています。

 

 

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