色とインテリアイメージ

NEW!2024/10/1719:3422人が見ました

みなさん、こんにちは。

LoIRO.の鈴木あゆみです。(https://www.loiro.jp/profile-1/)

建築『色』知識

 

本日は「色とインテリアイメージ」

 

についてシェアいたします!

 

この色のグループ、どんなインテリアイメージが浮かびますか?

 

 

 

急に色だけ見せられても難しいかもしれません。

が、何となく色の違いはわかりますよね!

 

どんなグループなのか見てみると・・・

大体、このようになります。

 

私が講師を務めさせていただいているセミナーでは、

「青みの色」「黄みの色」「グレイッシュな色」等、

実際の壁紙をお見せしたりしています。

 

「青みの色」は色に少し青絵の具を混ぜたイメージ。

「黄みの色」は色に少し黄色絵の具を混ぜたイメージ。

 

本当は実際の絵の具で実践してみると感覚を掴みやすいのですが。

 

さて、上の図で「黄みの色」は左側ですが、

これは太陽の光の当たっている自然界にあるものの色が主に浮かびます。

大地の茶色、木々の緑。

なので、「黄みの色」は自然=ナチュラルがイメージできる訳です。

「黄み」でかつ「暗い」となると、より鬱蒼とした自然だったり

太陽の陽射しが眩しい海や山が思い浮かぶので、よりアウトドアなイメージ。

 

上の図で「青みの色」は実はあまり自然界には存在しません。

真夜中は「黒」かもしれませんが、、

こういった蛍光灯の下で見られるような「青みの色」系統は

アーバン(都会的)な印象を受けます。

「青み」かつ「暗い」となると、自然と一線を画した場所、荘厳さ、怖さと言いますが

非日常につながるから、ドラマティックな印象も生まれたりします。

 

最後の真ん中。

この何ともはっきりしないグレイッシュな仲間は、

柔らかさや褪せた印象、上品さもあります。儚げな、といってもいいかもしれません。

そこからシャビー、やシックといったイメージが生まれます。

(シャビー=古めかしい等の意味)

 

以上から・・・

 

絶対にこれ!ということではなく、イメージなので重複することももちろんあります。

 

インテリアはもちろん色に加えて、形・素材、等の要素が入ってくるので、

総合的にみるものですが、色のイメージはとても大きいです。

 

色選びに失敗するとどんなに素敵な家具や壁紙、その他小物を揃えたとしても

グチャグチャな空間になります。

 

ということで本日は

色とインテリアイメージ」についてシェアさせていただきました。

LoIRO.鈴木あゆみでした。

一覧へ戻る