女性客の心を掴む収納は「片付けやすさ」です

2019/09/2610:28337人が見ました

はじめまして 『心地よく住む研究会』会長の川島マリです。 

整理収納アドバイザーとして10年、片付かないお客様宅へ伺い、使い勝手の悪い収納の家を沢山みてきました。

そこで、新築やリフォームの際にきめ細やかな収納提案の必要性を感じて2016年に住宅関連の方向けに『住宅収納スペシャリスト』という資格を制作し、運営しております。

 

心地よい家を提案出来ていますか

 

住宅雑誌の表紙や住宅カタログに大きく書かれている『心地よい住まい』の文字。 

「心地よい」を辞書で調べると、『気持ちがいいこと』、『快適であること』と書かれています。

一年中快適な温度で暮らせる高性能住宅はとても気持ちよさそうですが、床や棚の上に物が溢れていては心地よくはありません。 

 

私は、片付けられない方からの依頼で、一緒に家の中の物を整理して収納の見直しをする仕事をしています。
ご依頼いただくお客様のなかには、新築やリフォーム後に引っ越してから一度も片付いたことが無いといった方がいらっしゃいます。 

デザイン性の高い外見の家ですが、なかへ入るとリビングの床には物が溢れダイニングテーブルの上は書類の山。

床に置かれた座卓の片隅で食事されているお客様もいらっしゃいました。

多くの場合、「片付けが苦手だから仕方ない」と人の問題で終わらせていますが、暮らす方の習慣や生活に合わせた収納と家事動線の提案で心地よい暮らしへ変えることができます。 

実際に、整理収納サービスをきっかけに片付いた家をキープ出来ている方々が沢山いらっしゃいます。

 

ルームでお伝えすること

 

住宅購入者へのアンケート調査を見ると、住んでから後悔したことの上位に「収納」があげられます。

なぜかと言うと、間取り図を見ただけでは収納の良し悪しは素人には分かりづらいため、実際に荷物を入れようと思ったら収納が足りなかったり、生活をはじめてみたら収納が使い勝手の悪い形状だったことに気が付きます。  

 

女性誌では、収納は常に人気のあるコンテンツなので定期的に特集が組まれていますし、SNSでも片付けや収納の情報が溢れています。 

消費者が収納について詳しくなっていますので、工務店も、納戸やウォークインクローゼット、押入れといった提案をする際に、お客様へ収納の使い方や、提案した理由づけなどの説明ができると安心していただけます。

 

こちらのルームでは、収納提案に必要な情報とヒアリングについてお伝えしていきます。 
女性は収納や片付けをかなり重要視していますので、的確な収納提案やアドバイスを強みにしていただきたいと思います。

 

皆様のお力をお借りして、日本中に使い勝手のいい収納のある家を増やしていきたいです!

 

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