「構造塾」とは

2018/12/2817:58474人が見ました

「構造塾」とは
 「構造塾」とは、(株)M‘s構造設計が主催する木造住宅の耐震性能を基本の基本から学ぶ場です。
構造は難しいと言われています。そう、簡単ではありません。しかし、木造住宅を設計する上で、構造を無視することはできません。構造計画を考え意匠設計を行い、構造検討・構造計算にて安全性を確認し、確実に施工する。それが大切です。
 この難しい構造を「構造塾」ではわかりやすく伝えています。


 構造は、イメージが大切です。どのように荷重が作用し、どのように変形して行くか。このようなイメージができてくることで構造の面白さが見えてきます。難しい計算は後で知ればいいのです。


 構造のイメージができてくると、構造に強くなってきます。そうすると、
 ・構造を営業トークに使えます
 ・構造を意識した意匠設計ができます
 ・構造に配慮した現場対応(リカバリーなど)ができます

 そこで、チカラボにおいて、チカラボ版「構造塾」と称して、構造に関する様々な情報提供をして行きたいと考えています。 

なぜ、構造が難しいのか
 木造住宅において、なぜ、構造が難しいのか? 木造住宅に限らず、建築において構造は難しいと位置付けられていると思います。
 なぜなのか??
 僕自身の経験から、以下のような原因が考えられます。
①構造を知ってる人が身近にいない
②構造の本が難しい
③セミナー・講習会が難しい




①構造を知ってる人が身近にいない
 これが、一番大きな原因かもしれません。構造が得意な人が身近にいないことが多いのではないでしょうか。だから、構造に関して疑問があっても誰に聞いていいのかわからない、こんな状況だと思います。

②構造の本が難しい
 構造に関する本はとにかく難しい。分かりやすい本はないですね。どの著者のどの本を読んでも難しい。専門用語や難しい言い回し、難しい構造を難しいまま書いてあるため、構造のイメージは全く伝わりません。

③セミナー・講習会が難しい
 構造に関するセミナーや講習会も多々ありますが、どれも難しい。優しく解説してくれるものはなく、ひたすら眠くなる。

 そこで、これら構造を難しく感じさせてしまう原因を解決しようと様々な取り組みを行っています。

①構造を知ってる人が身近にいない
 僕自身が身近な構造を知っている人になろうと思い、メールやFacebookなので構造に関する質疑に答え続けています。構造を知っている身近な存在とは、同じ社内や近所にいる必要はなく、常に繋がっていることが大切なのだと思います。
 当然、「構造塾」もこの一環で行っており、塾生の皆様と近い距離感で接しています。

Facebook:https://www.facebook.com/minoru.sato.165
友達申請頂ければ、「構造塾」グループページに招待いたします。

②構造の本が難しい
 これはもう自分自身で専門用語を使わず、分かりやすい構造の本を書くしかないと思い、本を書きました。できるだけ理解しやすいように会話形式で図を多用しています。


③セミナー・講習会が難しい
 まさに、「構造塾」が解決する答えです。分かりやすい表現で構造のイメージを掴んでもらうような講座内容になっています。





チカラボ版「構造塾」
 チカラボ版「構造塾」では、構造塾の講座内容を掻い摘んで解説をしていきます。「構造塾」の塾生の方は、復習を兼ねて読んでみてください。「構造塾」が初めての方は、「構造塾」の講座を知って頂き、興味がわいたら是非、「構造塾」をライブで受講してみてください。

 これから、不定期ではありますが楽しい講座をスタートさせますので、どうぞ、よろしくお願い致します。

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