はじめまして!ラン・リグの渡邉です。
みなさんは‘マーケティング’という言葉を聞いて何が頭に浮かぶでしょうか。
ホームページやSNSなどのウェブ対策を思い浮かべる方もいれば、チラシやイベントなどのリアルな対策を思い浮かべる方もいると思いますがそういう集客活動などの一部の活動を切り取って、‘マーケティング’というのではありません。
競合が激化し、お客様の志向も多様化、レベルもあがった時代において、商品やサービスを売りつづけ、永続していく難易度が飛躍的にアップしています。
そんな時代においての‘マーケティング’の究極的なゴールは【売り込みを不要にし、永続する仕組み】を会社としていかに作っていくか。ということです。
自社の商品を買ってくれる可能性のあるお客様との接点を取る【集客】
接点を持ったお客様の意識を上げ、買いたい気持ちにさせる【啓蒙】
意識の上がったお客様に提案などをする【販売】
買ってもらったあとの納品やフォローによりリピートや紹介促進を狙う【ファン化】
4つのそれぞれすべてに対して自社の人材と予算で可能な対策を設定し、実施し、結果を検証し、ブラッシュアップし続けることこそが‘マーケティング’に他なりません。
マーケティングの仕組みづくりに禁止事項はありません。
本質的に良いサービスを提供するということはもちろんですが【売り込みを不要にし、永続する仕組み】を作るためにアンテナを張っていただきたいと思います。
また、住宅業界のもう一つの重要課題が、人材の獲得と定着や教育です。
「何に出しても人が採れない!」
「入っても活躍しないしやめてしまう!」
「そもそもどんな人を取ればよいのか。。」
超人材難の住宅業界において人材に関する経営者や幹部の悩みは尽きません。いくら採用広告を出しても欲しい人材の応募がない。
一番欲しいのは、中途の即戦力なのに妥協して採用したら全く使い物にならず、すぐ辞めていく。
よく考えたら当たり前です、優秀な新卒はたくさんの選択肢がありますし、中途は、いい人材をこんな忙しい時期に会社が手放すわけがありません。また、いい人材は、よっぽどの理由がない限り、そんな時期に無責任に辞めたりしないんです。
そんな限られたパイをどこもかしこも採りに行く。採用支援会社も強気ですから採用費用は高止まり。よっぽど工夫して努力して採用力を上げていかないと未来はありません。
私が代表を務める(株)ラン・リグは、10年間にわたり述べ362社の中小企業に、人材や集客、営業といった会社の根幹に関わる部分のコンサルティングを行ってきました。
このルームでは、マーケティングや人材の採用、定着や教育に関して、明日からすぐに取り入れて成果を出していただけそうな具体的な事例なども含めて、お役に立てる連載をしていきたいと思っています。
今後ともご愛読のほど、よろしくお願いいたします。