19回目のお花見 その1                               ■続・家づくりの玉手箱

2021/05/0723:32628人が見ました

桜の開花時期はなぜズレるのか?

 

今年も自宅の桜の花がたくさん咲きました。

 

私が暮らす鹿児島は南国イメージが強く桜の花も早い時期に開花しそうに思われる方が多いのですが、実は例年遅めの開花時期なのです。これ、なんか意外ですよね。 また、今年は全国的に早めに咲いたようですが、その中でもやはり鹿児島では遅かったです。

 

では、どうしてその年によって開花時期がずれるのでしょうか?

これは、温度差のせいだそうで、寒い時期と春になってからの温度差が大きいと開花が早まるのだそうです。 また、なんと「21日からの日平均気温の合計が400°Cになる頃に桜は開花する」という『400°C説』なるものもあるそうです。

 

 

 

 

 

出典:日本気象株式会社ホームページ

  https://n-kishou.com/corp/news-contents/sakura/

 

 

夜桜ばかりのシンケン時代

 

もうかれこれ19回もここで花見をしているのですが、振り返ってみると私自身はこれまでは夜の時間帯が多かったようです。日中は土日もほぼ毎日仕事で外出していましたので、夜な夜な家に帰りついてからいそいそとライトアップして無理やり「夜桜仕様」で楽しんでいました。

この時期はご近所の皆さんがお散歩ルートを変更されるようで、自宅の前の道の往来が増えてきます。夜のお散歩中、愛犬と足を止めて桜を見上げる姿がロフトの窓からちょくちょく見えるのです。

  

↑むりやりライトアップして「夜桜仕様」の図

 

独立してからは主に自宅で仕事をしていて、桜の時期にも様々な時間帯に様々な天気で様々な場所から、この春を象徴する花を感じることができました。

桜の花には午前中、いろいろな鳥が入れかわり立ちかわりやってきます。長年この家に住んでいても妻から携帯で見せてもらうばかりで、こういうのもあまり見たことがありませんでした。

 

↑桜の花が咲くと、毎朝ひよどりが食事に来るのです

 

 

定点撮影は「未来予想図」から

 

入居当初とは、高さも枝の広がりも花の数も比べものにならないほど立派に育ちました。 そのため、外からのボリュームはもちろん、毎年窓からの「桜景色」も変わっていきます。

完成当時は桜の木がそんなに大きくなるイメージが持てていなくて、撮影の際に幹の広がりを入れるため立つ位置がどんどん下がっていって、年代を追うごとに家が小さく写っています。ビフォー&アフターや数年越しの定点撮影は、気が大きくなった将来形(未来予想図)をイメージして構図を決めておくものですね

 

2002|入居後最初の春(今見るとしょぼいです)

 

 

2016|剪定してもらった年の春(直前のようす)

 

 

2020|昨年の春(木が大きくなっているので家がだんだん小さく写っています)

 

 

 

皆さんのお宅のお庭では、木の成長を楽しめていますか?

 

 

19回目のお花見 その2 につづく

 

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