みなさん、こんにちは。
LoIRO.鈴木あゆみです。
建築『色』知識。
本日は
アメリカの塗料メーカー
Sherwin-Williams(シャーウィン・ウィリアムズ)と
Benjamin Moore(ベンジャミン・ムーア)から発表された
「2022年の注目色」をシェアしていきたいと思います!
トップ画像にもあった様に、
今回非常に似た色です。
まずは、Sherwin-Williams(シャーウィン・ウィリアムズ)。
https://www.sherwin-williams.com/color-of-the-year-2022
という色です。
青みのあるグリーンが柔らかくグレイッシュになった色ですね。
日本でもここの所、グレイッシュな色を壁のアクセントだけでなく、ベースに使う空間が
見られる様になってきました。
このようなグレイッシュで柔らかい色みは、実はアクセントではなく
全体に仕様した方がセンスよくまとまる場合が多いです。
その際には巾木や廻り縁、建具等を↑のように褪せたホワイトにすると
上品でありながらナチュラルさもある空間に仕上げることができると思います。
次に、Benjamin Moore(ベンジャミン・ムーア)。
https://www.benjaminmoore.com/en-us/color-overview/color-palettes/color-of-the-year-2022
という色です。
こちらも シャーウィン・ウィリアムズと同じく、グレイッシュなグリーンなのですが、
比較すると、黄身寄りで、明るさも感じられますね。
日本の伝統色にも見られるような渋みも感じられます。
こちらもとても使いやすい色ですね。
使い分けとしては、
上品、伝統、高級感、ラグジュアリーをイメージするのであれば
「Evergreen Fog(エバーグリーンフォグ)」
ナチュラル、爽やかさ、カジュアル、温かさをイメージするのであれば
「October Mist(オクトーバーミスト)」
かと思います。
どちらにしても、柔らかさ、落ち着き、のあるグレイッシュさや
調和を感じるグリーン色であることなど、
私たちが今求めているものが色にも表れているように感じました。
ということで、本日は
「2022年の注目色」を
シェアさせていただきました!
以上、
LoIRO.鈴木あゆみでした。