みなさま、こんにちは。
LoIRO.(ロイロ) の鈴木あゆみです。
建築『色』知識、
本日は「色覚多様性(色弱)を体感してみよう!」ということでシェアさせて頂きます!
以前の記事で、
色のユニバーサルデザイン(色覚特性)について触れたことがあるのですが、
https://chikalab.net/articles/136
男性の約5%(20人に1人)が赤と緑の区別がつきにくい等、
私たちの中には色覚特性を持つ人々がいます。
その色覚タイプは主に3タイプに分かれます。
①1型色覚
赤色を認識する細胞(L錐体)の感度が低い(無い)場合の色覚特性
②2型色覚
緑色を認識する細胞(M錐体)の感度が低い(無い)場合の色覚特性
③3型色覚
青色を認識する細胞(S錐体)の感度が低い(無い)場合の色覚特性
知識としてわかっているつもりでも、なかなか色覚特性を持つ方の事はわからないものです。
私たちが普段当たり前だと思っている日々の風景が、特性によって見え方が変わる、ということを
少し今から体感してみましょう!
例えば、本日のメイン画像の場合。
まず、
1型色覚の場合。(下の画像です)
赤色を認識する細胞(L錐体)の感度が低い
というのが感じとれると思います。
次に
2型色覚。(下の画像です)
緑色を認識する細胞(M錐体)の感度が低いと
このように見えます。
1型と2型では見え方が似ている、と以前の記事にも書かせていただいたのですが、
実際にそのようですね。
最後に、
3型色覚です。(下の画像です)
青色を認識する細胞(S錐体)の感度が低いと
このような見え方に。
色覚特性によって、
随分と見え方が大きく変わるのが体感できると思います。
このアプリは「色のシミュレーター」というアプリなのですが、
もし、ご興味のある方はこちらのアプリで
日々の風景が色覚特性を持つ方にはどう見えるのかチェックしてみてはいかがでしょうか。
画像を取り込むだけなので、とても簡単に確認することができます。
色覚特性については以前の記事にもありますので(https://chikalab.net/articles/136 )
もしよろしければ覗いてみてください!
ということで、
本日は「色覚多様性(色弱)を体感してみよう!」
についてお伝えしました。
以上、
LoIRO.(ロイロ) 鈴木あゆみでした。