「後戻りできない工程」で基準に適合させる

2019/05/0810:30565人が見ました

現場監督の大きな役割は「2つ」

①.「絶対に後戻りできない工程」でしっかりと自社の施工品質基準に適合させること

現場をチェックするタイミングを見極めることが大事です。NEXTSTAGEでは、最低限必要なチェックのタイミングを次のように考えています。
※一般的な木造軸組構造の場合

この10工程はいずれも工種の取り合い部分が露出している状態、つまり職人の手が変わるタイミングです。工程上、ここで確認をしなければ「簡単に修正できない」「手戻りが生じる」工程(=後戻りできない工程)のため、このタイミングで自社の施工品質基準に適合させる必要があります。

チェックするタイミングを間違えた段階で、中身は隠蔽され、自らが振り返ることなく、その工程を作業した職人個人に品質を人的依存した形になってしまいます。日本の住宅産業の現実は、そういった業界環境にもかかわらず、未だ着々と家が建ち続けているのです。

 

一覧へ戻る