こんにちは、シンミドウの武田です。
経営をする上で最も重要な「ブランディング」
経営に関する言葉として、「ブランディング」「ブランド戦略」など、最近よく耳にするようになった言葉のように思います。ブランディングを行うことの目的はズバリ、「ファン(=売上)を増やす」ということ。では、ブランディングに取り組むにあたり、具体的に何が必要なのか?今回はその中身についてご説明します。
創意工夫を心がける
まず初めに、ブランディングは『“創意工夫” を心がけること』が重要になります。会社全体として、創意工夫が生まれている会社とそうでない会社とでは、かなりの違いがあります。そして、その創意工夫は『会社全体、全社的に』行われることが理想です。経営者だけがそれを意識し、社員に指示を出してもうまくいくことはありません。どのような取り組み・創意工夫をすれば、スタッフ全員が会社や自分達のことを考え、「さらに創意工夫しよう!」と思うようになるのか、それらが最も見える身近な場面というのが、実は『会議』なんです。
会議を見れば『会社のブランド力』が分かる
自社の会議を思い返してみた時、
・会議で話をする人、しない人が大きく分かれている
・内容が出たとこ勝負になっている
・時間内で答えが出ず、持ち越したり、時間が延びてしまう
・雰囲気が殺伐としている、否定的な意見が多い
これらの内容が当てはまっていないでしょうか?上記のうち、半分以上当てはまる場合には、改善が必要だと言えるでしょう。
この会議の場面でいう創意工夫とは、例えばセミナーや勉強会で持ち帰った知識や発見した課題を議題に挙げた際、「うちの会社だったらこういう形にしたらどうだろう?」「もっとこうしたら良くなるのではないのか?」と会議メンバーから、“現状の課題に対する具体的な施策”が出てくることなどを指します。既述の通り、意思決定の場である会議の質を上げることが大切であり、こういった創意工夫が頻繁に起こるチームは、オリジナリティが生まれ、他者との差別化が図れるのです。そしてそれが、ブランドや売上に繋がります。
となると、次に必要となるのは「チーム力」「社風力」を高めるという、社員の標準底上げということになります。
創意工夫が生まれる土壌「社風力」を作る
社風力を上げるためには、4つの項目が挙げられます。
・共通の価値観 (ビジョン・理念・世界観)
・共通の危機感 (ギャップの認識、権限移行)
・自信と信頼
・高い欲求水準 (目標設定、断捨離)
・感謝の気持ち (ホメる文化)
社員水準の底上げができるようになると、社員みんなの発言量が増え、一人一人が当事者意識を持つようになります。その結果、社員が自発的に行動する=社風力が上がる、というプラスのサイクルを作ることができます。
また、社風力を作るには
透明性のある情報(社員の一部だけが知っている、知らない、といったことがないような状態)
流動性のある権力(誰か一人に固執しない、時と場合により動かすことのできる権利)
解放性のある感情(上司の顔色を伺い、部下が思うように発言できない、など感じたことを素直に共有できる)
これらも重要なポイントとなります。
「ヒト」が変わることで、社内の色々なことに変化をもたらします。社内の雰囲気、会議の質、売上…など、社風力が上がることで生まれるメリットは数知れません。シンミドウでは社風力を上げるブランディングやご支援なども行っています。詳細を知りたいご担当者様はお気兼ねなくご相談ください。
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