前回、ブランド力は創意工夫の塊で創られるものであり、
それは会議を見れば判断できるという話をさせて頂きましたが
会議の質を上げること。
これが売上・ブランド力を上げる為に必要なポイントの1つになります。
いわゆる、インナーブランディングというものです。
まず、会議は大きく分けると3つの分類に分けることができます。
意思決定・ディスカッション・共有、この3つになります。
今回お伝えするのはディスカッションの部分です。
意思決定・共有の部分はまた機会があればお伝えしていきたいと思います。
もちろんファリシテーターもかなり会議に左右されるので
そこはテーマとして取り上げてお伝えしていきます。
理解してほしいこととして
会議は、「チーム力の結晶体」です。
ということは会社風土が出ることになります。
ではテーマでもある会議の質を上げていくには
どういったことをしていけばよいのか?
お答えしていきます。
まず、社内で改善したいと思う会議のポイントを挙げて下さい。
その改善のポイントをまとめる方法は以下の通りです。
例えば、しゃべるヒトとしゃべらないヒトに分かれるという場合、
どうやったらしゃべってもらえるのか?その答えを出します。
〇〇〇をしたら喋ってもらえそう。という方法をまとめていきます。
1人が話をしたら、その人が誰かにバトンを渡す。
という方法が良いのでは?となった場合にはその項目を入れていきます。
このように、1つずつ改善策を考えまとめてきます。
それを「会議のらしヶ条」とさ○いう形で
名刺サイズのものにまとめ、全員が持つようにします。
これを会議の時に全員が毎回持参し、テーブルの前に出すこと、
最初のうちは、会議開始時に読み上げることもOKです。
そうすることで、まず意識を定着化させます。
理想は、会議のらしさに反していることが起こったときに、注意しあえるチームになることです。
よくあるNGとして、会議のルールを壁に貼りつける会社もありますが、実はそれでは浸透しません。
初めは、そこにルールの紙があると認識しますが、日を追うごとにその意識が薄れ、
最後は壁の一部として認識するようになります。
また、毎回唱和したとしても、意識は継続しないので、目の前にあることが重要です。
会議の内容以外の話もすると、会議のイメージ=マイナスということを思っているスタッフさんもいます。
そういった場合、会議の名前を変更するという部分も大事になります。
※名前だけ変わって、内容が変わってなければ意味は無くなってしまうので注意して下さい。
一番簡単なのは会議をMTGと呼ぶようにするだけでも大丈夫です。
ここは、自社の世界観が関わってきますので、
世界観に合わせて会議名も変更して頂けたらいいのではと思います。
皆さんも是非実践してみてください。
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