テーマは、「安い新築より高いリフォームがなぜ良いか?」ということです。
今回のお題は「戸建リノベーションの工期とは?」ということです。
結論から言いますと、戸建リノベーションの工期は新築よりも長くなります。
新築も建て方をする前に材料の加工をしなくてはならないので、全体としては同じなんですけれども、大工さんが動いているという目に見える期間が戸建てリノベーションの場合、長く感じられるということです。
工期を考えていく中で、実は一番大事になってくるのが、契約前にどれくらいしっかりと打合せをするかです。これが戸建てリノベーションの工期にかなりかかわってきます。
現場調査ですね。どこまできちんと現場調査をするか。業界用語で「インスペクション」と言いますけれど、これをしっかりと行うことです。
また、費用対効果を考えた打合せも大事ですね。なんでもかんでも工事をすればいいというわけではありません。それには費用がかかってくるわけですから、バランスを考えた打合せをすることが大事です。
この契約前の打合せが、戸建てリノベーションには非常に大事になりますので、しっかりと対応していって欲しいと思います。
納得してから契約、つまり施工に入るようにしましょう。
戸建てリノベーションの場合、機械で解体するというわけにはいかず、人間の手で解体することになります。
人間の手で解体して、骨になった状態を確認する。そうすると思っている以上にダメになっているところが見つかって、やっぱり直さなきゃということになります。
間取りを変える場合は、柱の撤去が必要です。柱を抜いただけではダメです。家が弱くなりますから。当然梁補強などの対応をしっかりとしていかなければなりません。
このようなことが新築工事にはないわけですから、この分工期が長くなると思ってください。
2階建て40坪くらいですと、大体契約前に2~3ヶ月、施工として4~5ヶ月というところでしょうか。合計すると半年から8ヶ月ほどになってきます。
当然最初の打合せなどが延びれば延びるほど、全体の工期が延びてくるということになりますが、しっかりと理解できるまで打合せしましょう。
また、契約前の調査をしっかりと行わないと、追加工事が増えたり、工期にも影響しますので、この調査はしっかりと考えていきましょう。
今回のお題は「戸建リノベーションの工期とは?」でした。
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