みなさま、こんにちは。
LoIRO.(ロイロ) の鈴木あゆみです。
建築『色』知識、
本日は「「外壁色選び」基本のキ!」についてシェアしたいと思います。
現在、日本の住宅で窯業系サイディングを使用している割合が70%だそうです。
サイディングは、各メーカーさんが研究して商品を出しており、
色については、基本的には無難な色が揃っています。
やはり人気色はホワイトやアイボリー。
そして、ブラックも人気があります。
塗り壁から選定される方ももちろんいらっしゃいますよね。
その場合、各種メーカーさんのサンプルから選定されると思いますが、
塗装色については「日本塗料工業会」から出ている色見本帳が一番の基本になっています。
多くの色がありすぎるほどありますが、、
この中の1枚を見てみると、このようになっています。
各色の右下にマンセル記号、というのがありますが、(例 一番右上:「10YR9/2」)
外壁色における基本の色はこの「10YR」の色です。
関西ではもう少し黄みより(「7.5YR」程度でしょうか、、)と言われています。
YRとは黄赤のこと。要はベージュ系です。
日本の自然の木材、土、等の色彩がここに多く集まっているからです。
日塗工の見本帳の中でもこのYRの色数が多く、このグラデーションから選んで失敗はまずありません。
が、あくまでも無難な色なので個性的で素敵になるか、というとそういう訳ではありません。。
ですが、これが基本のキ!です。
もっと色々お伝えしたいのですが、長くなりすぎてしまうので
本日はここまでです。
後、習うより慣れろ、ということで、
ぜひ気になった外壁は実際に測ってみることをお勧めします。
このように。
私たちの目はアテになりません。
明るく見えても、鮮やかに見えても、暗ーくみえても、
実際にこのように色見本をあててみると、自分の持つ印象と実際の色番号は違うことがあります。
以上、本日は
「外壁色。基本のキ!」をお伝えしました。
LoIRO.(ロイロ)鈴木あゆみでした。
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