「バイオレットライト」?紫の光?
これは、「近視の進行を抑制する光」として大変注目されている紫
のことです。
現在、小学生の3人に1人は「0.1未満」。
社会問題になってきています。
住宅見学会等にいらっしゃるご家族も
眼鏡のお子さんが増えているかもしれませんね。
私たちは住環境を扱う仕事ですので、
大いに関係があります。 知っていて全く損はありません。
では、その近視の進行を抑制する「バイオレットライト」。
一体どうやって浴びればよいのでしょう。
簡単です。「バイオレットライト」は太陽光の中に含まれます。
子どもたちにとっては屋外でなるべく眼鏡を外して遊ぶ、
(
というのが一番の方法ということではあります。(強近視だと眼鏡を外すのは危険ですね。。)
※JINSから バイオレット透過レンズの眼鏡は発売されています。
https://www.jins.com/jp/lens/violetplus/
「バイオレットライト」は
下の図の紫外線と可視光(私たちが目に見ることのできる色)
波長360〜400nm(ナノメートル)の紫色の光です。
この「バイオレットライト」。
子どもだけでなく、
成人についても抑制する可能性があることが発見されています。
(『Sientific Report』2017年11月号|
ただ、私たち大人は屋外で遊ぶ機会はそんなにありません。
しかも、
バイオレットライトもカットしてしまいます。
また、
屋内で使われているLEDライトや蛍光灯には
バイオレットライトはほとんど含まれていません。
なるほど。
一旦視力が低下して眼鏡やコンタクトレンズになると
どんどんバイオレットライトを浴びることのない生活になるんです
これからさらに研究は進展していくかと思いますが、、、
JINSと慶應大学発ベンチャー坪田ラボの共同開発でバイオレットライトを使用した
近視進行抑制メガネ型医療機器の開発に着手することがこの夏に発表されました。
2022年以降の販売承認取得を目指しているそうです。
・UVはカット、バイオレットライトは通す窓ガラス
・UVはカット、バイオレットライトは通すカーテン
・バイオレットライトが出るスタイリッシュな照明器具
を目にする日も遠くない!?!?かもしれませんね。