洋服には、ポールと枕棚以外の収納も欲しい

2019/11/2223:21229人が見ました

新築やリフォームを希望している方へ、セカンドオピニオン的に収納コンサルをしていると不思議な収納を目にします。

 

先日、注文住宅を建築中の方が、収納コンサルを受けにいらっしゃいました。

奥様の希望が図面からも伝わってくる、細部にわたって考えられた住まいです。

 

1階のキッチンやリビングは、収めたい物をしっかりと考えて依頼したそうで、使い勝手の良い動線と収納が設計されていました。

 

ところが、1階を決めたところで細かく考えることに力尽きたそうで…

2階はあきらかにざっくり決めた感のある残念な収納がついていました。

営業の方に、「洋服が沢山あるので納戸も欲しい」と要望しただけとおっしゃっていました。

 

その結果が、2階の全ての部屋と納戸、階段を上がったホールにまでポールと枕棚のついた収納がつけられていました。

完成間近の家を見て、2階の収納の使い道が分からないことに気が付き相談にいらっしゃいました。

 

こちらのお住まいの事例は極端かもしれませんが、洋服収納はほとんどの家でポールと枕棚の提案だけで終わっているのは不思議です。

衣類について考えてみても、型崩れが気になるセーターや小さい下着は、棚や引き出しへ収めたいです。

洋服以外の、カバンや帽子の置き場所にも困ります

後から、プラスチックケースや棚を置くこともできますが、ついているポールは邪魔になるし、収納の奥行きがそこまで必要なかったと後悔します。

 

「洋服を沢山収めたい」とお客様が言ってきたら、具体的なヒアリングが必要です。

 

また、このクローゼットのポールなら洋服が何枚かけられると、大体の数をお客様へお伝えすることをお勧めします。

掛けられる洋服の枚数は、ハンガーの厚さを計ればザックリ計算できます

前回のコラムでは靴について書きましたが、洋服でも同じです。

お客様の言われる『多い』って数と自分が想像する物の量が違うことに気がつけますし、実数が分かれば収納量を大きく間違えることはありません。

 

 

さて、先ほどのコンサル希望の方は、ご夫婦二人暮らしのため、主寝室以外の部屋の使い道がはっきりと決まっていませんでした。

質問しても、最初はボンヤリとした答えしか返ってきませんでしたが、日常生活や将来の暮らし方。

持っている物や大切にしたい物など、具体的な話をしているうちにお客様自身がこの家で生活していくイメージが出来てきたようです。

その結果、階段を上がったところにある収納は、奥行きの浅い可動棚を入れてもらうことになりました。

手前にスペースがあきますが、そこには2階専用の掃除機を収納することに。

収納への不安は、一通り解決できて安心されたようでした。

 

さて、今回は使い勝手のいい洋服収納についてお伝えしました。

 

 

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