こんにちは、住宅収納スペシャリストの川島マリです。
整理収納サービスのお客様から、「いつでも人を招ける家にしてほしい!」と言われます。
家が片付いていないから、友人や知人を家に一度も入れたことのない方がいらっしゃいます。
片付かないのはだらしないからで終わらせてしまいがちですが、収めたい物に収納サイズが合わない、収納が必要なところに無いといった家の要因もあります。
家を建てた友人は「片付いたら呼ぶね!」と言ったまま数年が過ぎ、「けっきょく片付かなくて家のお披露目をしていないのよ」と照れながらも寂しそうでした。
わたしは、家の完成は鍵を渡された時ではなく、荷物が収まってスムーズに生活ができた時だと思います。
そして、友人や知人を招いた際に「いい家ができたね‼」と言われてさらに実感して嬉しくなる。
そんな幸せな家は、「どこで建てたの?」といった、家の話から紹介に繋がるかもしれません。
お互いの家を行き来する機会の多い子育て中でも、「片付いていないからごめんね」と謝りながら玄関にも入れない家がありました。
人が集まることを望まない方もいますが、友人を招きたいのに叶わないのは残念です。
家が狭くて片付かない
物が多すぎて片付かない
よく聞く理由ですが、どちらもヒアリングと収納計画をすることで防げたかもしれません。
注文住宅なのに引っ越してみたら持っている物が収まらなければ、お客様の満足度は低くなります。
収納について詳しく聞くと時間がかかると懸念される方もいますが、実は誰もが生活するうえで持っいる物はほとんどが同じなので、慣れてくればいくつかのパターンがありますのでそんなに難しいことではありません。
事前の現実的な収納提案によって、理想の家が完成し、笑顔のあふれる人が増えるといいなぁと思います。