こんにちは、住宅収納スペシャリストの川島マリです。
新型コロナウィルスが流行り、家の中で過ごす時間がとっても長くなりました。
最近、片付けがブームになっていることをご存知でしょうか。
時間がなくて片づけられなかった方にとって、家に長く居られて家族みんなで時間があるのは絶好の機会。
「家族で大量に物を処分しました!」とSNSなどの書き込みが増えています。
一日中家にいるので、外出することが多ければ目を瞑って過ごせたところは気になりますし、雑然とした部屋で家族がいて、仕事までこなさなければいけないことはストレスです。
スッキリを感じたいと重い腰をあげた方もいるようです。
都知事もテレビで、GW「ステイホーム(家にいよう)週間」に、断捨離について話してもらう放送を企画していると言っていました。
家の中で過ごさなくてはいけないのだから、より快適に気持ちよく暮らしたいと思う方が増えるのは当然ですね。
また、いつ自分が入院しても家族が困らないように物を整理しておくといった声もありました。
終活とは思いたくないですが、万全の準備をしておくことは必要です。
チカラボのマイスター「ネクストプラスの戸谷氏」が記事 https://chikalab.net/articles/485
に書かれているように、この流れは一過性のものではなくコロナショックが収まった後も以前の様には戻らないでしょう。
賃貸料や交通費がかからず、家事や子育て(介護)をしながら仕事が出来るメリットからリモートワークは定着すると言われています。
家のなかを片付いた状態にしておきたい欲求は続きますので、収納への関心はますます増えるのではないでしょうか。
今までもお伝えしていましたが、リフォームやリノベーションをされる際には、お客様へ合わせたきめ細かい収納プランが確実に喜ばれます。
使い勝手のいい場所へ、家族の習慣や過ごし方に沿った作り付け収納を提案してもらった家は、女性の憧れです。
家の中での過ごし方(家族の団らん、勉強、仕事、運動、趣味をするなど)はさらに多様化していくので、各部屋を行動ごとにゾーニングして、ゾーンに合わせた収納プランをすることで、家庭の物と仕事の物、其々の用途で使う物が混ざることを防げます。
セキュリティにも気を配らなくてはなりませんので、大切な書類が無くなることの無いように、仕事の物はしっかり管理していく必要があります。
また、オンライン会議が一般的になってくると、話している人の後ろに映り込む部屋が気になります。
テレビで芸能人が家から実況していると、生活感の溢れた部屋よりセンスのいいインテリアや部屋が映ると高感度があがります。
友人や仕事関係の人に部屋の一部を見られる機会があると、壁やバーチャル背景を使うだけでは物足りなくなって家のインテリアに力を入れたくなるかもしれないです。
その時にも、インテリアの前にまずは家が片付いていることが前提です。
「家で会議をするから部屋を片付けて欲しい」と言われて夫婦喧嘩になった方がいるそうです。
片付けには、出ている物を戻すための収納場所が必要です。
持ち物全てに収納場所が決まったプランニングは、片付く安心感から確実にニーズがあります。
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