即実践!片付けられないお施主様と共感できるネタづくり

2020/05/1216:28485人が見ました

こんにちは、住宅収納スペシャリストの川島マリです。

 

住宅関連にお勤めの方は、素敵なインテリアの家に住んでいると思われがちですが、みなさんのご自宅はいつも片付いているでしょうか。

じつはいつも散らかっています!と言う方は、自宅を片付けて仕事に活かすチャンスです。

「リフォームの工事前に片付けて欲しい」「リフォームの打ち合わせに家へ伺いたい」

と思った時に、お施主様が「片付けは苦手なので…」と言われたら、ご自身の片付け体験を話して共感とやる気を引き出せます。

 

整理収納の基本です

住宅関連の方から、ご自宅が「片付いていない」「収納が上手く使えてない」ので、お客様と収納について話す自信がないと聞きます。

でも、片付いていない家に住んでいる方は、片付けが苦手なお施主様と同じ気持ちなので共感ができることが強みになります。

ずっと持っている苦手意識から、スッキリした家に暮らすのは難しいと思い込んでいますが、正しいやり方や理論が分かれば、誰でも片付いた家で暮らすことは出来ます。

 

片付けられない理由ベスト3

    やり方が分からない

    捨てるのが苦手

    面倒

 

   やり方が分からない方

片付けブームなので、沢山の本が出ています。

いろいろな方法があるように思えますが、基本は一緒です。

片付ける前に、持っている物を整理して収納場所を決める。

戻し場所が決まれば、毎日キレイが簡単に維持できる家に変わります。

 

正しいやり方

step1:物を全部出す

*引き出し全部、押入れ全部など、とにかく出す。同じ種類の物は、家中から集める

step2:「使う」「使わない」で分ける

*1年使っているか使っていないか、期限を区切って「事実」で判断

step3:使っているモノだけを収納

全てがひと目で見えて、取り出しやすく収納する

*使っていないけれど捨てたくない物は、分けて収納しましょう。保留期限を決めて持つことは可能です。

 

② 捨てるのが苦手な方

 

捨てたくない気持ちには、いろいろな理由があります。

買った時高かったから勿体ないと思う方は、誰かへ売るか譲ることを考えてはいかがでしょう。

捨て方が分からない場合は、ネットで調べてみれば大体の物はすぐに分かります。

長いこと物を捨てていない方は、手放す基準が出来ていないだけです。

なぜ捨てられないのかをよく考えて、その理由への対処方法を探しましょう。

 

   面倒な方

片付けに対して成功した経験がないと、どうせやってもまた散らかると思う気持ちから面倒になります。

また、どこまでやれば終わるのか、ゴールが見えないとやる前に嫌になりますね。

 

正しい手順で整理して、全ての物に収納場所を決めると、その後は毎日楽に片付きます。

家のなかの物を全て整理するのは確かに面倒ですが、ずっとキレイが維持できるゴールが見えることでやる気になれます。


簡単にお伝えしましたが、正しい方法さえ分かれば誰でも出来ます。

 

お客様の心に響く、苦手を克服した体験談

もともと片付けが得意な方は、ご自身のノウハウを基に自信を持って収納のお話ができます。でも、苦手な方の気持ちを理解するのは少し難しいかもしれません。

人は、自分と同じような体験をしたリアルな話に心を動かされますので、片付けが苦手な方はお仕事に経験を活かせるチャンスだと思って、ぜひ頑張ってください。

ご自宅の収納の使いやすさを考え検証することで、収納提案に自信が出ます。

改善できることをいろいろと試して、住み心地の違いをお伝えすることはお客様の心を動かせます。

 

 

さて、今回はお片付けが苦手な方へ体験を通して一歩を踏み出してもらう方法をお伝えしました。

 

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