こんにちは、左近充です。
少しBIMを交えたお話を致します。
昨年(令和元年)は国土交通省の建築BIM推進会議が開かれ、活発な動きを感じました。
今年(令和2年)は、新型コロナウイルスによって働き方が変わり、住宅業界にも大きな影響を受けております。
弊社にて設計した商品住宅をもつ住宅メーカー様からこんな相談をいただきました。
「コロナの影響で面会商談が出来ずにいる。オンラインなどで打合せが出来るツールはつくれますか?」と。
当商品住宅はBIMで設計しているので、私は翌日に家のモデルデータをご提供しました。
☆即席バーチャルモデルハウスの完成です。
優秀な担当者と打合せするのは、お客様との信頼も高まりますし、魅力的な展示場を案内すればワクワクされるでしょう。
しかし、ご承知の通りそれらが機能しない事態に陥ることもあります。
BIMは作図・イメージ共有・施工・数量などなど、「設計施工業務の向上」に充てられるソフトウェアというイメージが強いかと思います。
しかしそれだけではなく、このツールを扱う人のアイデアで、新たな使い方も生まれます。
どんな時代でも、家を持ちたいと思うお客様はいらっしゃいます。
ツールも併せながら、いつの時代でも最善の提案が出来るよう、事前に用意しておくことが肝心です。
BIMはツールですが、時に人のポテンシャルを引出します。
家づくりにも様々なアイデアが生まれる、BIM設計に今後も注目です。
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