住まいづくりの達人、一般社団法人住教育推進機構理事長の大沼です。
テーマは、「安い新築より高いリフォームがなぜ良いか?」ということです。
今回のお題は「施工 人力解体」についてです。
人力解体は機械解体と同等またはそれ以上の費用がかかったりします。
ただし、余計な出費を防ぐこともできます。
悪いところと良いところがありますので、しっかりと確認していきましょう。
実際に戸建リノベーションで解体といいますと、土壁を落としたり、天井・床・壁などを全部壊していきます。お風呂のタイルなどもこの段階で壊します。
最終的には骨組だけの状態にしていくわけです。
骨組だけの状態にした上から、外回りにブルーシートを張ったりして水が入らないような処置をしておくというところまでが解体工事になります。
人力解体の良いところは、壊さなくてもいい部分は残すことができるということです。
機械解体ですと、全部壊してしまうことになります。
例えば、2階はそのままにして1階部分だけを壊したいという場合や、屋根はそのままの状態で使いたいという場合などは、機械解体では難しいわけです。
また、機械解体の場合、一番厄介なのは庭の復旧です。
もともと良い庭があるのに、そこに機械が入ったために庭がめちゃくちゃになってしまうことがよくあります。
そうすると庭の復旧工事に余計な費用がかかってしまうことになります。
機械解体がいいのか人力解体がいいのかをしっかりと見極めてすすめていって頂ければと思います。
今回のお題は「施工 人力解体」についてでした。
YouTubeで動画をアップしていますので、興味がありましたらチャンネル登録をお願いします。
以上、住まいづくりの達人、大沼でした。
コメントをもっと見るコメントをもっと見る