住まいづくりの達人、一般社団法人住教育推進機構理事長の大沼です。
テーマは、「安い新築より高いリフォームがなぜ良いか?」ということです。
今回のお題は、「健康 現代の家の考え方」についてです。
昔は夏に病気が多くて、死亡者が多かったんですね。
今は冬に死亡者が多くなっています。
そのために家づくりというものがかなり変わってきたと思います。
どの時代も、やはり健康を考えた住まいづくりを考えていかなければなりません。
現代は、やはり冬の住まいづくりというものを考えていかないとダメなんだなと思います。
例えば、写真のグラフの黄色い線がありますが、これが1910年の死亡者の割合です。
やはり、夏に多いです。
肺炎、結核、胃腸炎、伝染病などが、夏に起こりやすかったためです。
昔の家は、夏場の健康対策を考えた家づくりでした。
それが、2010年のグラフの青い線を見ると、冬に死亡者が多くなっています。
悪性腫瘍、心疾患、脳血管疾患などが、冬場に起こるためです。
今、ヒートショックという言葉がありますが、冬場の浴室で亡くなる方が多いとよく言われます。
交通事故死亡者の4~5倍とも言われています。
それを考えると、今は冬の住まいを考えた家づくりをしていかないといけません。
昔みたいに、寒ければ着ればいいというような考え方ではなくて、やはり家の中に温度差がないようなつくり方をしていかないと健康対策にはならないということになります。
今回のお題は、「健康 現代の家の考え方」についてでした。
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以上、住まいづくりの達人、大沼でした。
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