住まいづくりの達人、一般社団法人住教育推進機構理事長の大沼です。
テーマは、「安い新築より高いリフォームがなぜ良いか?」ということです。
今回のお題は、「健康 冬の寒さ対策」についてです。
日本の住宅の断熱性のが低いために、高齢者のヒートショックが後を絶ちません。
高齢になればなるほど、寒冷期の影響を受けやすくなります。
ヒートショックで、冬場に浴室で亡くなる高齢者の方が、交通事故死亡者の4~5倍といわれています。
ですので、家づくりには冬対策というものが大事になります。
冬場に、心疾患、脳卒中、肺炎などのリスクが高いわけです。
例えば、写真の「四大死因の月別変動」のグラフを見て頂きますと、1月の指数を100とすると、男性も女性もやはり冬場にピークを迎えます。
そのためには、家中が暖かくなるようなつくり方にしてあげないと、このようなヒートショックがなくなりません。
「寒さは人を弱らせる」には根拠がありますが、寒い家で我慢するような「寒さは人を強くする」には根拠がないようです。
私は、雪国新潟に住んでいますが、冬場はみんなでコタツに入って丸くなっているというようなお宅が昔はいっぱいありました。
今はそうではなくて、家全体を暖めることによってヒートショックを起こさないようにするということが、一般的な健康対策ではないでしょうか。
今回のお題は、「健康 冬の寒さ対策」についてでした。
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以上、住まいづくりの達人、大沼でした。
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