[第11回] 伝えるには説得力が必要

2021/04/2810:0560人が見ました

 M's構造設計、構造塾の佐藤実です。チカラボ版「伝え方&聞き方」講座の第12回です。

 誰かに何かを伝えるとき、「説得力」これはとても大切です!

例えば儲かっていない経営コンサルタントのコンサルティング、説得力無いですよね……

RCマンションに住んでいるのに木造住宅が最高!!木造住宅に住みましょう!!という建築業者。これも説得力無いですよね。

*僕は、RCマンションに快適に住んでいるので木造住宅の耐震性能について話しますが、木造住宅に住むべきとは言いません。

 

 

 工務店にとって最大の「説得力」とは?

 または、私たちはこんなに素晴しい家をつくっています!!と、お客様には進めるけど、自分は住んでいない建築業者……。

 説得力無いですよね。

 お客様からしたら、そんなに素晴らしい家なら、自分が住むはずですよね……と思うはず。

 

 

 自分ができないこと、やっていないことは説得力に欠けます。

 なので、最も簡単な説得力は、自分ができること、やっていることを伝えること。とてもシンプルです。

  

 

 建築業者であれば、自分自身が自社の家に住んでいて、その快適性を実感している。そこを伝えることは説得力抜群です。

 

 

「想い」と「裏付け」で説得力が得られる

 しかし、住んでいなくても説得力ある伝え方もあります。

 例えば、まだ若くて家を建てるのはまだ先の場合、将来自分自身が建てたい自社の家、それを今まさに手に入れようとするお客様を羨ましいと思い、自分自身の家をつくるように親身になってお手伝いをする、こんな姿勢、想いは説得力となり伝わります。

 または、現在務めている建築業者に転職する前に、他業者で自邸を建築。満足していたが、今の建築業者に転職し、家づくりを知ることで自邸が失敗だったと気づく……自分自身のような失敗をしないよう、家づくりをお手伝いする。これも説得力があります。

 

 ここで注意が必要なことがあります。それは、「説得力」には裏付けが必要であるという事です。

自分自身が体験している快適な家、自分自身がほれ込む家は、何となく快適、安全なはず!など、性能面に関することに工学的根拠がないものはNGです。住宅の性能は工学的根拠があることで「説得力」となります。ここを忘れないようにしてください。

 

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