今話題のAI『ChatGPT』に「工務店の選び方」を聞いてみた結果と対策

2023/01/3014:55236人が見ました

いい家創り応援ネットの半澤です。

今話題のChatGPTはご存じでしょうか?アメリカのOpenAI社が2022年11月に公開したチャットボットで、こちらの質問に答えてくれる人工知能モデルです。

これだけなら私も取り上げないのですが、このChatGPTはGoogleやYahoo!などの検索エンジンに取って代わるかもしれないと言われています。

これが何を意味しているかと言うと・・・

将来、工務店選びの方法の一つが「検索」から「人工知能」に代わるかもしれないということです。

とはいえそれはまだしばらく先だと思うのですが、すでにChatGPTを使ってつくった記事をアップするブログサイトが急増しているという話もあり、これから徐々に消費者の行動にも影響が出てくるかもしれないと考えています。

※もちろん最初に会社を知ってもらう「認知」の段階ではInstagramやYouTube、口コミサイトや紹介が最初の入り口になるのはしばらく変わらないと思います。

ということで今回はChatGPTに、ブログ記事用の「注文住宅を建てる工務店の選び方」を生成させて、そこから分かるこれからの傾向や対策を考えてみたいと思います。

人工知能に聞いた「注文住宅を建てる工務店の選び方」の回答と対策

ここからは生成された文章と、その内容に対する対策を書いていきます。

注文住宅を建てる場合、適切な建築業者を見つけるのは大変な作業です。非常に多くのオプションが用意されているため、どれを選択すればよいかを判断するのは難しい場合があります。最良の決定を下すために、注文住宅の請負業者を選択するためのヒントをいくつか紹介します。
選択肢が多いということは良いことだと思いがちですが、知識や経験がないお客様からしたら難しく大変な作業であることも事実です。

一早くこの事実に気づいた工務店は、コンセプトごとに2~3つの商品ラインナップをつくって選んでもらいやすくしていますよね。

逆に商品化をせず「あなたの理想を叶えます」と言って完全注文住宅・リフォームだけを打ち出している工務店やそのホームページは「何をお願いしたらよいのか分からない」「難しい」と避けられ始めているのかもしれません。

 

1. 調査: 請負業者を探す前に、調査を行うことが重要です。利用可能なさまざまな種類の注文住宅と、それらを専門とするさまざまな請負業者を調べてください。レビューを読んで、友人や家族からの紹介を求めてください。これにより、選択肢を絞り込み、プロジェクトに最適な請負業者を見つけることができます。
インターネット上のレビューはコントロール出来るものと出来ないものがあります。

前者は自社サイトの「お客様の声」であり、後者は口コミサイトへの書き込みです。ということで出来ることとしては自社サイトには出来るだけ多くの良いお客様の声を載せるべきだということです。

同時に当たり前ですが、友だちに紹介しても良いと思ってもらえるような家づくりをして、ブログやSNSでも発信してもらえるようにお願いすることもますます重要になってきます。

 

2.経験: 注文住宅の建設に経験のある請負業者を探してください。参考文献を求め、彼らの過去のプロジェクトを調べてください。これにより、彼らの専門知識のレベルと仕事の質がわかります。
過去のプロジェクトを調べたときにしっかり情報提供するためにも、自社サイトの「施工事例」をしっかり更新し続けることが重要です。

更新していなければ「この会社は仕事をしていないのだろうか?」と思われてしまったり、より頻繁に施工事例を更新している競合へお客様が流れて行ってしまいます。

 

3. 予算: 請負業者を選択するときは、予算を念頭に置くことが重要です。必ず複数の業者から見積もりを取り、比較検討してください。これにより、最良の取引を見つけ、使いすぎないようにすることができます。
ここは少し考える必要があります。金額勝負をしても建売やローコストには勝てません。かといって安売りしても利益が残らずジリ貧です。

ではどうすればよいのか?

ここが営業スタッフの仕事であり、住宅購入の判断基準を「価格」から「価値」へ変えること、そして自社の建物の価値を高く感じてもらえるような営業が求められるわけです。

この辺りは語ることが多いので、反響があればまた別の機会にしっかりお伝えしたいと思います。

※2023年2月の成功事例共有会でもこのあたりの話を取り上げます。

https://ieouen.net/3222

 

4. コミュニケーション: 注文住宅を建てる際には、コミュニケーションが重要です。あなたの想いをしっかりと受け止め、一緒に夢のマイホームを作ってくれる業者を探してみてください。

工務店のコミュニケーションには2つのフェーズがあると考えています。

1つ目が電話やネットからの「問い合わせ対応」です。

私は「反響営業」という表現で研修やセミナーでお伝えしています。例えば、ファーストコンタクトでどれだけ相手の立場に立って、すぐに対応出来ているか?必要な情報を届けられているか?プラスアルファの提案をしているか?などです。

2つ目が「営業接客」です。

これは営業スタッフの面談はもちろんのこと、来店時や完成見学会でお手伝いをする営業以外のスタッフにも適切なコミュニケーションが求めらていることを意味しています。

 

5. 評判: 最後に、請負業者の評判を調べてください。オンライン レビューをチェックし、周りの人に尋ねて、その信頼性と信頼性を判断してください。
1の調査と重複する部分です。つまり口コミの評判が一番重要だということです。

真面目に良い家を作っていれば報われる時代は完全に終わってしまったのかもしれません。良い家をつくっているなら、なおさらその「良さ」を伝わるように伝える工夫が求められます。

これは集客フェーズにも、営業フェーズにも言えることです。今一度「良い評判を広めてもらう」「よい評判を確認できる」ような取り組みができているかを見直してみてください。

 

これらのヒントに従うことで、注文住宅に適した請負業者を確実に見つけることができます。適切な業者に依頼すれば、夢のマイホームを手に入れることができます。幸運を!

以上が人工知能モデルChatGPTが生成した「工務店の選び方」でブログ記事を生成した時の内容と、その対策についてです。

いかがでしたでしょうか?文章に関してまだちょっと不自然な部分はありますが、非常に正論を返してきたと思います。そして正論だからこそ、改めてしっかりと対応できているかを見直すべきだとも感じました。

そして今後は上記のような内容のブログや動画が増える可能性が高いわけです。だからこそ今からしっかり対策をして、選ばれる工務店になれるようにしていきましょう。

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