いい家創り応援ネットの半澤です。
先月のコラム『2023年のゴールデンウィーク商戦の集客と営業について』は想定よりも多くの方にお読みいただくことができました。
記事はこちら>https://ieouen.net/columns/202304-01
詳しくは上記の記事をお読みいただきたいのですが、2022年後半から2023年前半の集客トレンドは「リアルイベントの開催」です。
コロナにより約3年間、外出を控えていた反動もあり、特に子供と一緒に楽しめるイベントには多くの人出がありました。
もし今年リアルイベントを開催したにもかかわらず来場数が少なかった方は、家づくりだけではなく家族みんなで楽しめる体験や時間を提供する意識で企画を見直してみてください。
集客と同じくらい大切なこと
多くの方にイベント来場いただけたとしても、それだけで成功とは言えません。大切なことは来場数よりも「個人情報の獲得数」と「次回アポ獲得数」です。
※ここでの個人情報とはお客様の「連絡先」(住所でも電話番号でもLINEでも構いません)のことです。
特にリアルイベントで多くの来場があったときほど、管理すべきは上記の2つの数字になります。
ではどうすれば良いのか?
まずは来場者から「個人情報を獲得する」ための仕掛けを考えて、イベントの企画や当日の設営が出来ているかを振り返ってみてください。
これまでの経験上、多くの住宅会社や工務店主催のイベントでは、お客様から個人情報をいただくための仕掛けが弱い、またはまったく考えられていないことが多々あります。
ちなみにあなたの会社は大丈夫ですか?
もし自信をもって「大丈夫です!」という方は、この後の記事を読む必要はありません。しかし少しでも自信がないなら、ぜひ続きを読んで次回のイベント企画の参考にしてください。
個人情報を獲得する仕掛け
上棟時の餅まきイベントやミニマルシェなどのリアルイベントで予約制ではなく、まだ潜在的(家づくりを具体的に考えていない)お客様も含めて多数の来場がある場合、最も重要なのは「受付」です。
まずは出来るだけ「受付」を訪れる理由やメリットを設計します。さらにその上で「連絡先」を教える理由やメリットを用意します。
たとえば・・・
上棟時の餅まきイベントの場合の事例
- 受付を訪れる理由:お餅やお菓子を詰める袋をプレゼントする
- 連絡先を教える理由:連絡先に送るプレゼントを用意しておく※抽選制もあり
ミニマルシェの場合の事例
- 受付を訪れて連絡先を教える理由:受付で連絡先を交換したら、出店しているお店で使えるクーポンチケットをプレゼントする
上記の仕掛けを知らない人もいるので、拡声器や現地で配布するお知らせチラシなどを用意しておくことも有効です。
次回アポイントを獲得する準備
イベント当日はバタバタしてしまうので、後日改めて連絡をして次回アポを打診するかたちでも良いのですが、なかなか連絡がつかなかったり、話ができてもアポをいただけないことがよくあります。
やはりベストはイベント来場当日に、その場で次回のアポイントを取得することです。そのために必要なことは「来場者の見極め」と「接客&アポ取得の担当決め」をしておくことです。
建物に興味がありそうな人を見かけたらタイミングよく声をかけて、話ができるようならしっかり接客したうえでアポイントを打診します。
たとえば・・・
上棟時の餅まきイベントの場合のポイント
- 構造躯体にPOPやサンプルを準備しておき、興味を示す人がいないかをチェックする
- 現場を案内したりアポイントを打診するのは、餅まきの後ではなく始まる前の時間で行う(餅まきの後はすぐに帰ってしまう可能性があるため)
ミニマルシェの場合のポイント
- モデルハウスや見学会会場の建物に興味のありそうな方がいたら、建物内部を案内する
- 他にも見学する方が多数いると落ち着いて話せないので、話す為のスペースを用意しておく
- 次回ゆっくり話をするためという理由で、少し早めに次回アポイントを打診する
などのポイントがあります。見て分かる通り当日動きやすいように、前日までの設営準備が重要です。
この辺りは意図をもって2~3回体験すれば徐々に改善していくことができるはずです。
もっと詳しく知りたい方へ
今回のコラムでお伝えした内容について
- さらにもっと詳しい解説やノウハウを知りたい
- 他の集客できるリアルイベント企画を知りたい
という方は、成功事例共有会の6月定例会への参加をご検討ください。当日くわしくお話させていただきます。
現在のリアルイベントバブルは、長くても年内までだと思っております。つまり6月にノウハウを学びすぐに準備することで、早ければお盆前、遅くても秋ごろにはイベントを開催して、連絡先や次回アポイントを獲得できるようになるはずです。
WEB以外の集客導線として「リアルイベント戦略」を少しでも考えているなら、ぜひとも参加をご検討ください。
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