住まいづくりの達人、一般社団法人住教育推進機構理事長の大沼です。
テーマは、「安い新築より高いリフォームがなぜ良いか?」ということです。
今回のお題は「間取り 用途分けした収納」についてです。
結論から言いますと、使うところが決まっているものは、そのスペースに効率よく収納した方がいいということです。
毎日使う空間ですから、少しでも楽に生活ができるように間取りを考えていきましょう。
用途分けした収納スペースというと、玄関収納や食品庫、ウォークインクローゼットなどですね。
玄関やキッチンには小物が非常にたくさんあります。それをいつもきれいにしておくのはとても難しいと思います。
ですので、見えないような工夫というものが必要です。
また、寝室脇にウォークインクローゼット設けることも大事な収納になります。
例えば、この写真のようにします。
実際に施工させてもらったお宅です。
玄関収納と食品庫を連動させた間取りになっています。
玄関脇、この壁の裏側が家族用の玄関です。
実際はのれんなどで仕切るんですけど、その奥がさらに食品庫になっています。
買い物をした際に、直接キッチンに持っていくことができるような収納スペースにしました。
次はウォークインクローゼットです。
ウォークインクローゼットの入り口と壁の位置が重要です。
物を収納するときは、棚を設置する場所をどれくらいつくることができるかということが大事です。
扉のない入り口にして、左右の壁に棚をたくさん設けました。
棚の幅も、あえて450mmと300mmに分けてあります。
寝室にはいろいろな大きさの物がありますので、それらを分けて収納できるような無駄のない設計をさせてもらいました。
この収納の量は家の大きさにもよるんですが、住む上でこの収納量というのが非常に大事になりますので、この「収納」にも気を使って考えて頂きたいと思います。
今回のお題は「間取り 用途分けした収納」についてでした。
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以上、住まいづくりの達人、大沼でした。
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