断熱材 土壁の上から

2019/10/2915:221819人が見ました

住まいづくりの達人、一般社団法人住教育推進機構理事長の大沼です。

 

テーマは、「安い新築より高いリフォームがなぜ良いか?」ということです。

 

今回のお題は、「断熱材 土壁の上から」についてです。

 

結論から言いますと、土壁を壊さずに断熱をするなら、硬質ウレタンフォーム30倍発泡の外吹きが適しています。

 

一般的に断熱材を入れていく場合、図のように柱の間に入れます。

 

大壁ですと壁の厚さがとれますから、グラスウールやセルロースファイバーなどの断熱材を入れることができますが、戸建リノベーションなどの場合、土壁を取りたくないというお客様もいますし、真壁の和風づくりだったりすると、基本的に壁の厚さが取れないわけです。

 

断熱材というのは、どんな材料を使って、それが何センチ加工できるかによって性能が変わりますので、薄い壁の場合は、やはり性能値が良い断熱材を使わないと、しっかりとした断熱性能にはなりません。

 

ですので、厚さが薄くても断熱性能が良い材料をしっかりと使ってもらえればと思います。

 

例えば、柱の厚さ分の10㎝のところにグラスウールを充填した場合と、硬質ウレタンフォーム30倍発泡を65㎜吹付けた場合を比較すると、硬質ウレタンフォーム30倍発泡を65㎜吹付けた方が性能がいいんですね。

 

グラスウール100㎜厚よりも性能がよくなります。

 

特に戸建リノベーションやリフォームの際は、どうやって薄い壁の中で断熱の性能値を上げるかということに悩むところだと思いますので、硬質ウレタンフォーム30倍発泡の断熱材はいいんじゃないでしょうか。

 

写真は、実際に土壁の上に外側から硬質ウレタンフォーム30倍発泡を吹いた状態です。

 

何が良いかというと、断熱材が柱の外側の面よりも外に出てこないので、窓の納まりもいいという、施工的な面でもメリットがあります。

 

この作業効率というのも、最終的にコストに反映しますので、そう意味でも硬質ウレタンフォーム30倍発泡を使うのも良いと思います。

 

この硬質ウレタンフォーム30倍発泡は、一般的に住宅というよりも冷凍倉庫などに使われるような、断熱性能の高い材料です。

 

土壁の上から断熱する場合、壁と柱の間の隙間風なども、外側から硬質ウレタンフォーム30倍発泡を吹くことによって、その隙間を埋めてくれますので、気密の精度も上がりますのでいいと思います。

 

今回のお題は、「断熱材 土壁の上から」についてでした。

 

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以上、住まいづくりの達人、大沼でした。

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