湿度による健康被害について

2019/12/0209:46920人が見ました

テーマは、「安い新築より高いリフォームがなぜ良いか?」ということです。

 

今回のお題は、「湿度による健康被害」についてです。

 

結論から言いますと、湿度を適正に保つことが健康対策につながるということです。

 

一般的にちょうど良い湿度といわれているのが、40%~60%の間くらいです。

 

それ以下でも、それ以上でもダメなわけです。

 

「アレルゲン・化学物質は湿度に大きく関係」の表の、湿度が適正ではない部分を見ると、バクテリアやウィルスなど病気の感染に繋がるようなものは、やはり適正な範囲以外の湿度で起きやすくなります。

 

カビ菌やダニは、湿度が高い時に発生します。

 

呼吸器系の感染は、湿度が低く乾燥しがちな時に、喉の調子が悪くなったりします。

 

アレルギー性鼻炎に関しては、湿度が低すぎても高すぎても影響が出てきます。

 

ホルムアルデヒドなどの化学物質は、湿度が高い時に発生しやすくなります。

 

このように、適正な湿度を保つということが、健康対策には大事なポイントになります。

 

そのためには、空気を流して湿度調整をしたり、24時間換気や断熱性能を上げて湿度調整ができるようにすると、健康対策に良い家づくりになると思います。

 

今回のお題は、「湿度による健康被害」についてでした。

 

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以上、住まいづくりの達人、大沼でした。

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