ユネスコ無形文化遺産とSDGs Vol.1「三段酪農によるチーズ作り」

2020/08/2603:01207人が見ました

ユネスコ無形文化遺産とSDGs Vol.1「三段酪農によるチーズ作り」

2020年9月15日(火) 20:00-21:30
https://sustainable-unesco-dreistufenlandwirtschaft.peatix.com

レクチャー 50分  質疑応答 30-40分  参加費:1000円/人

文化は熟成された生活の知恵であり、人が社会が進化していくための土台です。
本シリーズでは、ユネスコ無形文化遺産に登録されている中欧の文化をピックアップし、持続可能な社会づくりについて考えます。

風光明媚なオーストリアのブレゲンツの森地域では、季節ごとに上段、中段、下段の3つの酪農地に動物と人が移動して、生乳チーズを作る伝統的な酪農が現在でも国や地域の公的な補助を受けながら継続しています。この伝統酪農は、牧草地と森と木造建築の美しいモザイク景観を維持し、質の高い地域の食を提供し、地域のソフトな観光業、手工業、地域住民の生活のクオリティに大きく役立っています。

  • 貧しく厳しい土地条件の場所で、生産量を増やすために生まれた三段酪農
  • 家族の絆、地域愛、田舎の複合的就業に支えられる伝統酪農
  • 伝統酪農を、多額の公的補助をして現代でも継続することの意義
  • 農林業と観光と手工業の有機的な「協奏」が地域を豊かに!
  • 自立性旺盛でクリエイティブな人々 -歴史的・地理的な背景


講師  池田 憲昭 
森林環境コンサルタント 
ドイツ在住25年 日独の「架け橋」として、森林、木材、建築、エネルギー、農業などの分野にて活動
www.arch-joint-vision.com

主催:Arch Joint Vision 社 (ドイツ)  共催: Smart Sustainable Solutions 株式会社 (日本)

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