私たちは歴史的建築物である古民家を「持続可能な循環型建築」として捉え次世代に遺していく活動を行っています。
古民家には在来工法のものと伝統工法のものがあります。古民家の定義は「木造軸組み工法で築50年以上の住宅」です。建築基準法が制定された昭和25年以降に建てられた建物が在来工法、今から50年前が昭和44年ですので、昭和25年から44年までに建てられた木造軸組み工法の住宅が「在来工法の古民家」となります。
昭和25年の建築基準法制定前の木造軸組み工法の住宅が「伝統工法の古民家」となります。
建築年数以外にも、見た目ではっきりと在来と伝統を見分ける方法があります。
それは・・・
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基礎です。
上記写真はコンクリート布基礎です。
次の写真は礎石基礎です。
礎石の上に束や柱が乗っています。
石場建て基礎とも言います。
この写真も石場建て
礎石の上に敷土台が乗っています。
二重土台とも言います。
建物の足元を見て、コンクリートの布基礎であれば「在来工法」、礎石基礎の上に立つ石場建て基礎であれば「伝統工法」となります。
このように建物の足元を見れば、在来工法か伝統工法か一目でわかります。
丁度このような話が、間もなくテレビで放送されます。
それは、NHK Eテレの「ふるカフェ系 ハルさんの休日」です。
https://www4.nhk.or.jp/furucafe/
9月5日(木)21時から放送となります。
実は私が番組に技術提供し、監修させて頂きました。(出演はしていませんが・・)
是非ご覧ください。
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