高齢者が家で一番やりたいことを重視する
最初に必要な情報は、本人がどれだけ動けるのかということだ。階段の上り下りはできるのか。よくなるのか、ならないのか。入院中の方だと理学療法士がついているので、そうした点について判断を仰ぐ。介護保険は何回かに分けて使えるので、身体状況の変化が予測される場合、保険金額を残しておき、変化に合わせて追加変更するように考える。
直接本人に会って話を聞くことも重要だ。入院中の方であれば、退院の目処が立ったころに、理学療法士と一緒に家屋調査に一時帰宅するので、そこに同席する。「病院にきてください」といわれる場合もある。
ひと目で分かるバリアフリー計画の基本